『アウトプット思考』
- 副題など
- 「1の情報から10の答えを導き出すプロの技術」
- カバーには「Output Thinking」「The Art of Productivity」とありました。
- 帯には「知的生産術の決定版。これだけでいい」とありました。
- 著者など
- 著者 : 内田 和成(うちだ かずなり)氏著
- 出版社など
- 株式会社PHP研究所 さん
- 版刷など
- 2023年7月7日第1版第1刷発行。読んだものは、2023年8月15日第1版第4刷発行。
- ボリューム
- 236ページ。ただし、234~236ページは「おわりに」です。
感じたこと
当ホームページの№1で取り上げた『知的生産の技術』を思い出しました。
『知的生産の技術』の著者は学者です。知的生産をするために、多くの資料を整理し、新しい発見や発想に結びつけることを目指されたようです。
あるテーマについて、多くの資料を整理し、まとめたものを作るのも、知的生産です。しかし、求めるものは、発見や発想です。コピペではありません。
発想では、芸術家を思ってしまいます。新しいモノ、自分にしか出せないモノなどを創るでしょうか。芸術家に、それを生み出す手法というものがあるのでしょうか。
思いつきで作ったとしても、すでに他の人がすでにやっていたということは大いにあると思います。
たくさんのモノを見て参考にしても、人まねのようになることもあるでしょう。
知識の蓄積は、長い時間をかけて熟成していくようです。関連すること、そうでないことが、何らかの拍子に結び付き、違う何かが出てくるのでしょう。
当然、発想するという蓄積された経験も必要になるでしょう。
本書では、「スパーク」という言葉になるのでしょうか。ビジネスの世界でも、知的生産の技術は重要なようです。
この書物を選んだ理由
タイトルの『アウトプット思考』が何なのか気になって読むことにしました。
私の読み方
記述で「・・・だ」が気になりました。劇画タッチというか・・・。
タイトルよりカバーに記載のある「The Art of Productivity」が、私にはインパクトがありました。こちらの方が内容にそうように感じました。
半年以上たって編集をしましたが、見返しているとあれやこれやと思い出しました。印象に残っているところです。
本書072ページ3行目「仮説を立て、ときに『振り出しに戻る』。それが結局早い」。本書072ページ9行目から10行目「まずは思いつきでいいので『これだ!』というアイデアを決めて、次にそれを違う視点から検証してみる。」です。
着想から入って、実現に向けて準備を進めるということでしょうか。仕上がるにつれ、人からの意見や協力を得やすくなるように思いました。
読書所要時間など
- 総所要時間(読み始めから編集終了まで)
- 232日11時間40分
- 読み始め
- 2025年(令和7年)2月14日(金)午前10時41分~
- 読み終わり
- 2025年(令和7年)3月4日(火)~午前9時16分
- 一通り読んだ時間
- 17日22時間35分
- 編集終了
- 2025年(令和7年)10月4日(土)~22時21分
- 読んだ範囲
- 本書、カバー、帯。
取り上げられた書物など
- 『エバーノート(Evernote)』 ソフト名
- 『スパークする思考』内田和成氏著
- 『カンブリア宮殿』テレビ番組
- 『ガイアの夜明け』テレビ番組
調べたこと
- 1 寡聞(かぶん)にして知(し)らない
- 「寡」は、少ないの意味。
- 2 ESG(Environment Social Governance)
- 環境、社会、ガバナンス。インターネットで調べました。
- 3 ハッシュタグ(hashtag)検索
- 4 リコメンド(recommend)
- 奨(すす)める。
- 5 RPA(robotic process automation)
- 6 下手(へた)の考(かんが)え休(やす)むに似(に)たり
- 7 言い得て妙(いいえてみょう)
- 8 羹(あつもの)に懲(こ)りて膾(なます)を吹(ふ)く
- 9 インデクシング(indexing)
- インターネットで調べました。
- 10 二項対立(にこうたいりつ)
- 11 真贋(しんがん)
- 12 トレードオフ(trade-off)
- 13 BOP(Bill of Process)
- 製造業の工程表。DX(Digital Transformation)の推進により注目されている。
- 14 MaaS(Mobility as a Service)
- IT技術を使った交通サービス。
- 15 ブロックチェーン(blockchain)
- 暗号技術の一1つ。
- 16 大上段(だいじょうだん)
- 17 辟易(へきえき)
- 18 反面教師(はんめんきょうし)
- 19 BCG(Boston Consulting Group)
- 20 キャッチアップ(catch up)
- 追いつく。
以下余白