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読んでやる! 読んだもの
№176『60歳からは、「これ」しかやらない』

 老後の不安、仕事、健康、お金のことについて、筆者の考えを簡潔明瞭に著わされていました。

『60歳からは、「これ」しかやらない』

副題など
 副題:「老後不安がたちまち消える『我慢しない生き方』」
 帯には、「6,000人を診てわかった! 仕事・健康お金の正解」「60代は自分第一でいい!」とありました。
著者など
著者 : 和田 秀樹(わだ ひでき)氏著
出版社など
株式会社PHP研究所 さん
版刷など
 2023年12月21日第1版第1刷発行。
 ※巻末に、「本書は月間『THE21』(PHP研究所)2023年11月号~2024年1月号に連載された記事に加筆・修正を行ったものです。」とありました。
ボリューム
 209ページ。

感じたこと

 お出かけしたときのこと。電車が来るのを列に並んで待っていました。ドアが開いた瞬間、列の後ろから勢いよく車内に入っていく人がいました。その人は、空いていた席にまっすぐに向かい座りました。その方は元気そうな高齢者に見えました。
 「今どきの若いヤツは」ということについて、若い人が「年寄りの方のマナーがなってない」とコメントするのがテレビや新聞で見聞きすることがありました。最近はそのようなことを聞くことはなくなった気がします。
 マナーのことは、個人の考え方に負うところが大きいようです。

 書籍『サピエンス全史』を読んだときに、マナーについて考えることがありました。人間は、集団で生きる動物です。集団を維持するには、個人の感情のコントロールが大切なように、私は感じました。
 マナー違反を見ると、腹が立つことがあります。
 しかし、違反する人が、病気を抱えている人だったらどうでしょうか? ちょっとは、腹の虫がおさまるのでは、と思います。
 心のことは、見た目ではわかりません。心が病んでいて、マナー違反になったかもしれません。しかし、心の病とわかっていても、そのマナー違反に腹が立つことがあります。
 問題は、どうすればマナー違反に対して、感情をコントロールできるかです。腹が立たなければ、心穏やかです。
 マナー違反をする人はどんな人なのだろう。心の病を抱えた、集団行動に適性がない、マナーを実行しない主義など、いろんな理由が考えられます。
 いずれにせよ、長く生きてきてその程度のマナーか、と感じるのは残念です。できる限りそのような方とかかわりを持ちたいとは思いません。
 マナーは大切だと感じます。他人を不快にしたり、自身を危険にさらすことはしたくないので。居心地のよい環境になるといいなと思います。

 勝手なことを書きましたが、あくまでも個人の考え方なのでお許しください。
 前頭葉の衰え。明日はわが身かも・・・。

この書物を選んだ理由

 私は60歳代なので、このタイトルがきになりました。

私の読み方

 学習参考書のような表記がありました。冒頭に要点があり、本文には太字と色つきのアンダーラインがありました。著者の考えがよく伝わるのでは、と感じました。と、同時に、個人の考え方を述べるのに、そこまでする? とも。もしかして、洗脳本? とも。
 話題が変わっても形式が同じなので、単調で飽きてくる感じがしました。どの話題も同じように感じてしまうような・・・。

読書所要時間など

総所要時間(読み始めから編集終了まで)
253日16時間35分
読み始め
2025年(令和7年)2月1日(土)午前7時58分~
読み終わり
2025年(令和7年)2月12日(水)~午前8時26分
一通り読んだ時間
11日0時間28分
編集終了
2025年(令和7年)10月13日(月)~0時33分
読んだ範囲
 本書、カバー、帯。奥付は軽く目を通し、巻末の広告は見ていません。

取り上げられた書物など

  • 『最高の人生の見つけ方』映画。原題『The Bucker List』
  • 『資金循環統計』日銀

調べたこと

1 そしり(誹り、謗り)
2 索漠(さくばく)
 索莫。
3 辟易(へきえき)
4 押し活(おしかつ)
 インターネットで調べました。
5 塩梅(あんばい)
6 枚挙にいとまがない(まいきょにいとまがない)
7 苛立つ(いらだつ)
8 いがみ合う
9 気詰まり(きづまり)
10 譫妄(せんもう)
11 ハングオーバー(hang over)
 インターネットで調べました。
12 朦朧(もうろう)
13 煙に巻く(けむにまく)
14 暗澹(あんたん)
15 纏足(てんそく)
16 はかなげ
 はかない。
17 ボトックス注射(ちゅうしゃ)
 インターネットで調べました。
18 痛切(つうせつ)
19 千差万別(せんさばんべつ)

以下余白

更新記録など

2025年10月13日(月) : アップロード